台風進路予想図とは
台風進路予想図は、台風が「これからどこへ、どのくらいの強さで進むと予想されるか」を地図の上に示したものです。気象庁が発表する情報をもとに作られ、テレビの天気予報や天気アプリでもおなじみの図です。いくつかの円や線が重なっていて一見ややこしいですが、意味がわかればとてもシンプルです。
図の中の記号の意味
| 記号 | 意味 |
| ×(バツ印) | その時刻の台風の中心位置。現在位置を表す。 |
| 予報円(白い円) | その時刻に台風の中心が入ると予想される範囲。円が大きいほど進路が不確か。 |
| 暴風警戒域(赤い円) | 台風が予報円のどこへ進んでも、暴風になるおそれがある範囲。 |
| 強風域(黄色) | いま強い風(風速15m/s以上)が吹いている、または吹く可能性がある範囲。 |
| 暴風域(赤) | いま暴風(風速25m/s以上)が吹いている、または吹く可能性がある範囲。 |
いちばん大事な「予報円」の考え方
進路予想図でつい「中心を通る予想進路の線」だけを見てしまいがちですが、本当に大切なのは予報円です。
予報円のポイント
予報円は「台風の中心がこの円のどこかに来る可能性が高い」という範囲です。円の中心(予想進路の線)を必ず通るわけではありません。円が大きいほど、進路の予想が難しく不確かだということを意味します。
そのため、「予想進路の線から少し外れているから自分の地域は大丈夫」と考えるのは危険です。予報円が自分の地域にかかっていれば、直撃する可能性があると考えて備えましょう。
「最新」の進路予想を見るときの注意
台風の進路予想は、新しい観測データが入るたびに更新されます。数時間前の図と最新の図で進路が変わることも珍しくありません。
- 数日先の進路ほど誤差が大きい。遠い日の予報円が大きいのはそのため。
- 1日に複数回更新されるので、こまめに最新の情報を確認する。
- 「上陸するかどうか」は直前まで変わることがある。早めの備えが安全。
進路予想の精度は上がっている
気象庁の進路予想は年々精度が向上しており、24時間先の中心位置の誤差は平均でおおむね100km前後まで小さくなっています。それでも「点」ではなく「幅」で見るのが正しい使い方です。
今の台風の位置・進路をリアルタイムで確認するには
「台風は今どこ?」「自分の地域にいつ近づく?」を知りたいときは、最新の位置と予想進路を地図で見るのがいちばんです。
🗺 全国マップで台風の進路を確認する →
進路がわかったら — 早めの備えを
予報円が自分の地域にかかったら、上陸・最接近の前に備えを終えておきましょう。窓や停電への対策は、風が強まってからでは危険です。
早めにやっておきたいこと
飛ばされやすいものの片付け、
窓ガラスの対策、
停電への備え、飲料水・モバイルバッテリーの確保、ハザードマップと避難場所の確認。
よくある質問
台風進路予想図の予報円は何を表していますか?
予報円は、その時刻に台風の中心が入ると予想される範囲を示す円です。台風が円のどこに来てもおかしくなく、円が大きいほど進路の不確かさが大きいことを意味します。円の中心の線(予想進路)どおりに必ず進むわけではありません。
暴風警戒域と強風域の違いは何ですか?
暴風警戒域は、予報円のどこに台風が進んだ場合でも暴風(風速25m/s以上)になるおそれがある範囲です。強風域は現在すでに風速15m/s以上の強い風が吹いている、または吹く可能性がある範囲を指します。
台風の進路予想はどのくらい当たりますか?
近年は精度が向上し、24時間先の中心位置の誤差は平均でおおむね100km前後まで小さくなっています。ただし数日先ほど誤差は大きくなるため、遠い日の進路は幅を持って見て、最新の発表でこまめに更新することが大切です。
今の台風の位置や進路をリアルタイムで見るには?
cocotaifuのトップページや全国マップでは、気象庁の台風情報をもとに現在の中心位置と予想進路を地図上で確認できます。都道府県別ページでは、お住まいの地域への接近予想も見られます。
※出典:気象庁の資料等をもとに一般向けに編集。最新・正確な進路予想と避難の判断は気象庁・自治体の発表に従ってください。